【2024年版】EC・通販業界の転職実績|通販天職の独自データから見るキャリア・年収・職種
「EC・通販業界で経験を積んできたけれど、今の経験は転職市場でどのくらい評価される?」
「40代、50代になっても、これまでの経験を活かして転職できる?」
「EC運営から、マーケティングやCRM、MDなどへキャリアを広げられる?」
EC・通販業界で働く方にとって、転職を考えたときにこうした疑問を持つことは少なくありません。
通販天職では、EC・通販業界に特化した転職エージェントとして、ECサイト運営、WEBマーケティング、CRM、WEB広告、MD・バイヤー、WEBディレクターなど、業界に特化した転職支援を行っています。
その中で、転職者の年齢、転職時年収、転職先の職種や業界などのデータを継続的に蓄積しています。
本記事では、2024年の公開可能な転職実績を分析し、EC・通販業界ではどのような経験・専門性が評価され、どのようなキャリアにつながっているのかをご紹介します。
※転職決定者数などの非公開情報は掲載していません。また、個人を特定できる情報は掲載していません。構成比は公開可能な実績をもとに算出しています。
2024年の通販天職の転職実績から見えること
2024年の転職実績で特に目立ったのは、EC・通販業界で経験を積んだ人材が、その専門性を活かして幅広いポジションへ転職していることです。
転職先には、
- MD・バイヤー
- WEBマーケティング
- CRM
- EC運営
- WEBディレクター
- WEB広告運用
- WEBデザイナー
- フルフィルメント
- WEBエンジニア
- カスタマーサポート
など、EC・通販ビジネスを構成するさまざまな職種がありました。
また、化粧品、健康食品、総合通販、テレビ通販、食品、ペットフード、通販コンサルティングなど、転職先の業界も多岐にわたっています。
2024年のデータから見えてくるのは、単純に「EC運営経験者をEC運営職へ」という転職だけではありません。
これまで培ってきた専門性を、より条件の良い企業や、より責任範囲の大きなポジションで活かす転職も見られます。
2024年の転職時年収|400万円台~700万円台を中心に幅広い年収帯
2024年の公開可能な転職実績では、転職時年収は300万円台から1,000万円まで幅広い水準となりました。
2024年 転職時年収の構成比
| 転職時年収 | 構成比 |
| 300万円台 | 約20% |
| 400万円台 | 約20% |
| 500万円台 | 約20% |
| 600万円台 | 約15% |
| 700万円台 | 約20% |
| 800万円台 | 約5% |
| 900万円台 | 0% |
| 1,000万円以上 | 約5% |
※公開可能で転職時年収が確認できる実績をもとに分類しています。端数処理のため合計が100%とならない場合があります。
2024年は、300万円台から700万円台まで比較的幅広く分布しています。
その中でも注目したいのが、年収700万円以上の転職実績が一定数見られることです。
さらに、年収1,000万円の転職実績もありました。
EC・通販業界の転職では、「EC経験がある」というだけで年収が決まるわけではありません。
重要なのは、
- どの規模のECを担当していたか
- 売上規模はどのくらいだったか
- どのようなKPIを担当していたか
- 広告やCRMをどこまで担当したか
- 商品企画やMDにも関わっていたか
- マネジメント経験があるか
- EC事業全体をどこまで理解しているか
といった、経験の深さと担当領域です。
EC・通販業界では「専門性」が年収にもつながる
2024年の実績を見ると、特に、
MD・バイヤー
WEBマーケティング
CRM
WEBディレクション
など、EC事業の売上や顧客に直接関わる専門職への転職が見られます。
例えばCRMであれば、
- 顧客分析
- リピート購入促進
- メールマーケティング
- LINE施策
- LTV向上
- セグメント別施策
などの経験が評価されます。
WEBマーケティングであれば、
- WEB広告
- SEO
- アクセス解析
- コンバージョン改善
- 集客施策
- データ分析
などの経験が市場価値につながります。
つまり、
「ECサイトを運営していた」
という経験を、
「ECで売上を伸ばすために何をしていたのか」
まで具体化できるかどうかが重要です。
2024年の転職先職種|MD・マーケティング・CRMなど専門職が目立つ
2024年の公開可能な転職実績を職種別に見ると、EC運営だけでなく、さまざまな専門職への転職が確認されています。
2024年 転職先職種の構成比
| 転職先職種 | 構成比 |
| MD・バイヤー | 約25% |
| WEBマーケティング | 約15% |
| EC運営 | 約10% |
| CRM | 約10% |
| WEBディレクター | 約10% |
| WEB広告運用 | 約10% |
| カスタマーサポート | 約5% |
| WEBデザイナー | 約5% |
| フルフィルメント | 約5% |
| WEBエンジニア・その他 | 約5% |
※公開可能な転職実績を主な業務内容で分類した構成比です。
2024年の特徴の一つは、MD・バイヤーの転職が目立ったことです。
EC・通販企業にとって、商品を仕入れ、売れる商品を企画・選定し、販売計画を立てるMD・バイヤーは、売上に直結する重要なポジションです。
そのため、単純なECサイト運営だけではなく、商品・顧客・売上を理解している人材が評価される傾向があります。
40代・50代でも転職できる?|2024年はミドル層の実績も
2024年の実績で特に注目したいのが、40代を中心としたミドル層の転職です。
公開可能な実績では、
- 40代前半
- 40代半ば
- 40代後半
- 50代
の転職実績が確認されています。
中には、
50歳で年収1,000万円の転職実績
もあります。
もちろん、すべての50代の方が同じ条件で転職できるという意味ではありません。
しかし、EC・通販業界では年齢だけではなく、
- 専門性
- 業界経験
- マネジメント経験
- 売上規模
- 担当領域
- 実績
- 再現性のあるスキル
などが評価されるケースがあります。
特に、若手にはまだ身につけにくい**「業界経験と専門性の組み合わせ」**は、経験を積んだ人材だからこその強みです。
2024年の転職実績に見る「キャリアの広がり」
2024年の実績を見ると、EC・通販業界で身につけた経験は、一つの職種だけに限定されません。
例えば、
EC運営 → WEBマーケティング
ECサイトの運営経験を活かして、集客や広告、アクセス解析など、マーケティング領域へ。
EC運営 → CRM
顧客データや購買データを扱ってきた経験から、顧客育成・リピート施策へ。
EC運営 → MD・バイヤー
商品登録や販売促進だけではなく、商品選定や販売計画など、より上流の業務へ。
WEBマーケティング → WEBディレクター
マーケティングの知識を活かして、サイト制作やデジタル施策全体を管理するポジションへ。
EC経験 → フルフィルメント
ECの受注から出荷、物流までを理解している経験を活かして、EC事業を支える重要な領域へ。
このように、EC・通販業界の経験は、キャリアを横にも縦にも広げられる可能性があります。
転職では「経験の棚卸し」が重要
転職活動を始めると、多くの方が最初に考えるのが、
「どんな求人があるか?」
ということです。
しかし、EC・通販業界の場合、先に自分の経験を細かく整理した方が、転職先の選択肢が広がることがあります。
例えばEC運営であれば、
商品登録だけなのか
サイト更新まで担当していたのか
販促企画まで担当していたのか
広告運用まで担当していたのか
CRMまで担当していたのか
売上分析やKPI管理まで行っていたのか
によって、市場価値の見え方は変わります。
「EC運営5年」という一言だけでは分からない経験が、実は転職市場で評価される可能性があります。
だからこそ、転職活動では職務経歴を単純に並べるのではなく、**「何をして、何を改善し、どんな成果につなげたか」**まで整理することが大切です。
2024年のデータから見るEC・通販人材の市場価値
2024年の通販天職の転職実績から見えてくるのは、
EC・通販業界では、経験そのものだけではなく「専門性」が評価されている
ということです。
EC運営、WEBマーケティング、CRM、MD・バイヤー、WEBディレクション、広告運用など、それぞれの専門性を高めることで、キャリアアップの可能性があります。
また、40代・50代でも、これまで積み上げてきた経験や専門性が評価されるケースがあります。
転職を考える際には、
「年齢的にもう難しい」
「今さら職種を変えられない」
と決めつけるのではなく、
「自分のこれまでの経験を、どの企業なら一番評価してくれるのか」
という視点で求人を探すことが重要です。
通販天職が2020年から蓄積してきた転職データ
通販天職では、EC・通販業界に特化した転職支援を行う中で、2020年から継続して転職実績を記録しています。
2020年、2021年、2022年、2023年、そして2024年。
毎年の実績を同じ視点で分析することで、EC・通販業界の転職市場がどのように変化しているのかを見ることができます。
例えば、
- 転職時年収の変化
- 年代別の転職傾向
- 職種別の転職傾向
- EC運営からのキャリアチェンジ
- CRM・マーケティング人材の需要
- MD・バイヤーのキャリア
- ミドル層の転職
などです。
一つの年だけを見るのではなく、複数年のデータを見ることで、EC・通販業界で求められる人材像の変化も見えてきます。
通販天職では、今後も2025年以降の実績を継続して公開し、EC・通販業界で働く方のキャリア形成に役立つ情報を発信していきます。
AI時代の転職でも、最後は「人と人」
現在は、ChatGPTなどの生成AIを使って転職活動をする人も増えています。
AIを使えば、
- 自分の市場価値を整理する
- 職務経歴書を作成する
- 求人情報を比較する
- 面接の練習をする
- キャリアの可能性を考える
といったことができます。
AIは、転職活動において非常に便利なツールです。
しかし、AIだけでは分からないこともあります。
例えば、
「求人票には書かれていない企業の採用背景」
「企業が本当に求めている人物像」
「自分の経験を採用担当者がどう評価するのか」
「同じ条件の求人の中で、どの企業が自分に合っているのか」
といった情報です。
こうした部分は、実際に企業と日々やり取りし、EC・通販業界の採用事情を知っている専門家だからこそ分かることがあります。
そして何より、
転職は最後は人と人です。
AIを使って情報を集め、自分のキャリアを整理する。
そのうえで、最後は人と話し、自分に合った企業を選ぶ。
これからの転職活動では、この組み合わせが重要になっていくでしょう。
通販天職は、EC・通販業界に特化した転職エージェントとして、ECサイト運営、WEBマーケティング、CRM、WEB広告、MD・バイヤー、WEBディレクターなど、EC・通販業界の幅広いポジションの転職をサポートしています。
「自分の経験はどのくらい市場価値がある?」
「今より年収を上げられる可能性はある?」
「40代、50代でもキャリアアップできる?」
「EC運営から別の専門職へキャリアチェンジできる?」
そんな疑問があれば、ぜひ通販天職にご相談ください。
AIでキャリアを整理した後は、EC・通販業界を知る専門家へ。
転職は最後は人と人だからこそ、EC・通販業界を専門とする転職エージェントに相談することが、転職の失敗を防ぐ一つの方法です。
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