【2022年版】EC・通販業界の転職実績|通販天職の独自データから見るキャリア・年収・職種
「EC業界で働いてきたけれど、今の経験を次のキャリアにどうつなげればいい?」
「EC運営からマーケティングやCRMなど、別の専門職へキャリアチェンジできる?」
「自分の経験は転職市場でどのくらい評価される?」
EC・通販業界で転職を考える方にとって、こうした疑問は決して珍しくありません。
通販天職では、EC・通販業界に特化した転職エージェントとして、転職支援を行う中で、転職者の年齢、年収、転職先の職種、業界などのデータを継続的に蓄積しています。
本記事では、2022年の公開可能な転職実績を分析し、EC・通販業界でどのようなキャリアが選ばれていたのかをご紹介します。
2020年、2021年に続く年度別データから、EC・通販人材のキャリアや年収、職種の傾向を見ていきます。
※本記事では、転職決定者数・内定辞退者数などの社内非公開情報、個人を特定できる情報は掲載していません。構成比は、公開可能な実績データをもとに算出しています。また、年収・年齢など一部の情報が確認できない実績は、該当する集計から除外しています。
2022年の通販天職の転職実績から見えること
2022年の転職実績では、EC・通販業界におけるキャリアの幅がさらに広がっています。
転職先には、
- EC運営
- WEBマーケティング
- CRM
- WEB広告運用
- WEBディレクター
- WEB編集ディレクター
- WEBデザイナー
- MD・バイヤー
- 商品企画
- 制作ディレクター
- 営業
- コピーライター
- カスタマーサポート
- コンサルタント
など、幅広い職種が見られました。
特に注目したいのが、EC運営・WEBマーケティング・CRMといったECの中心業務だけでなく、商品企画、MD・バイヤー、制作、コンサルティングなど、ECビジネスの上流から周辺領域までキャリアが広がっていることです。
また、化粧品、健康食品、ヘアケア、食品、アパレル、総合通販、テレビ通販、医薬品通信販売など、さまざまな業界からの転職が見られました。
2022年の転職時年収|400万円台・500万円台を中心に幅広い水準
2022年の通販天職の公開可能な転職実績では、転職時年収は200万円台から800万円台まで幅広い水準となっています。
2022年 転職時年収の構成比
| 転職時年収 | 構成比 |
| 200万円台 | 約5% |
| 300万円台 | 約25% |
| 400万円台 | 約30% |
| 500万円台 | 約20% |
| 600万円台 | 約15% |
| 700万円台 | 約5% |
| 800万円台 | 約5% |
※公開可能で年収が確認できる実績をもとにした構成比です。集計上の端数を含むため、概算値です。
2022年は400万円台が最も大きな割合となり、300万円台から500万円台までを合わせると、転職時年収の中心を形成しています。
一方で、600万円台、700万円台、800万円台の転職も見られました。
2022年のデータからも、EC・通販業界では、実務経験だけでなく、マーケティング、CRM、事業運営などの専門性を持つ人材が、より高い年収水準のポジションへ転職する可能性が見えてきます。
EC・通販業界で評価される「専門性」
EC・通販業界の転職では、単に「EC経験がある」というだけではなく、具体的な業務経験が重要になります。
例えば、
- ECサイトの売上改善
- ECモール運営
- WEBマーケティング
- WEB広告運用
- CRM
- 顧客分析
- 商品企画
- MD・バイイング
- サイト制作・ディレクション
- コンテンツ制作
- チームマネジメント
- 事業責任者
などです。
2022年の転職実績では、こうした複数の専門領域への転職が見られています。
そのため転職を考える際には、
「自分はEC運営をしていた」
だけではなく、
「EC運営の中で、何を考え、何を改善し、どんな成果につなげたのか」
まで整理することが重要です。
2022年の転職先職種|EC運営からコンサルティングまで
2022年は、転職先職種のバリエーションが非常に豊富な年でした。
2022年 転職先職種の構成比
| 転職先職種 | 構成比 |
| EC運営 | 約20% |
| WEBマーケティング | 約20% |
| CRM | 約15% |
| MD・バイヤー | 約10% |
| WEBディレクター・制作ディレクター | 約10% |
| WEBデザイン・WEB編集 | 約5% |
| WEB広告運用 | 約5% |
| 営業・商品企画 | 約5% |
| カスタマーサポート | 約5% |
| コンサルタント・その他 | 約5% |
※公開可能な転職実績をもとに職種を分類した構成比です。複数の業務領域にまたがるポジションは、主な業務内容を基準に分類しています。
2022年は、EC運営とWEBマーケティングが大きな割合を占めています。
また、CRM、MD・バイヤー、ディレクション、WEB広告、商品企画、コンサルティングなど、EC事業を支えるさまざまな職種への転職が見られました。
EC経験から「CRM」「WEBマーケティング」へ
EC運営の経験者にとって、CRMやWEBマーケティングは比較的親和性の高いキャリアの一つです。
EC運営では、
- 購買データを見る
- 顧客の動きを分析する
- 商品ページを改善する
- キャンペーンを企画する
- メールやコンテンツを配信する
- 売上を分析する
など、マーケティングにつながる業務を日常的に行っています。
そのため、EC運営の経験を職務経歴書に記載するときも、単に「サイトを更新していた」と書くのではなく、
「どの数字を見て、どんな施策を行い、どのような改善につなげたか」
まで具体化することが、転職市場での評価につながります。
2022年の転職者の年代|30代・40代を中心に幅広く
2022年の公開可能な転職実績を見ると、30代・40代を中心に幅広い年代の転職が見られました。
2022年 転職者の年代構成
| 年代 | 構成比 |
| 20代 | 約10% |
| 30代 | 約40% |
| 40代 | 約45% |
| 50代 | 約5% |
※年齢が確認できる公開可能な実績をもとにした構成比です。端数処理のため合計が100%とならない場合があります。
2022年は30代だけでなく、40代の転職も目立ちました。
EC・通販業界では、若手人材のポテンシャルだけではなく、これまで積み重ねてきた業界経験や専門性、マネジメント経験を活かした転職も重要な選択肢となっています。
40代以降でも、これまでの経験を整理し、企業が求める役割とマッチさせることで、新しいキャリアを目指すことができます。
どのような業界から転職している?
2022年の転職実績では、さまざまな商品カテゴリー・業界からの転職が見られました。
主な業界には、
- 化粧品
- 健康食品
- ヘアケア
- 食品
- アパレル
- 総合通販
- テレビ通販
- 医薬品通信販売
- 洋菓子
- 通販支援・コンサルティング
などがあります。
特に化粧品・健康食品など、通販・ECとの親和性が高い業界からの転職が多く見られます。
一方で、食品や洋菓子、理美容商材など、商品カテゴリーが異なる企業からの転職もあります。
これは、EC・通販の仕事で培われる、
販売・マーケティング・顧客分析・サイト運営・販促
といったスキルが、さまざまな商品カテゴリーで活かせるためです。
2022年の転職実績から見る「キャリアチェンジ」
2022年のデータでは、同じ業界内での転職だけではなく、経験を活かして別の専門領域へ移るキャリアも見られました。
例えば、
化粧品業界
→ CRM
健康食品業界
→ WEBマーケティング
アパレル業界
→ WEB広告運用
通販企業
→ MD・バイヤー
通販・EC関連経験
→ WEBディレクター
通販支援企業
→ コンサルタント
などです。
EC・通販業界では、一つの仕事の中に複数の専門スキルが含まれています。
そのため、
「今の職種を続ける」
だけでなく、
「今まで身につけたスキルを別の職種で活かす」
というキャリアの考え方も重要になります。
2022年のデータから見えるEC人材のキャリア
2022年の通販天職の転職実績から、特に注目したいポイントは3つあります。
1.EC運営から専門職へのキャリアが広がっている
EC運営経験をベースに、WEBマーケティング、CRM、WEB広告などへキャリアを広げることができます。
2.ECの「上流工程」を目指すキャリアもある
MD・バイヤー、商品企画、ディレクション、コンサルティングなど、ECサイトを運営するだけではなく、より上流の業務へキャリアを広げる選択肢もあります。
3.40代以降も経験を活かした転職が可能
2022年のデータでは40代の転職も多く見られました。
EC・通販業界で長く経験を積んできた方にとって、業界知識、商品知識、顧客理解、マーケティング経験、マネジメント経験などは大きな強みになります。
通販天職が蓄積してきたEC・通販業界の転職データ
通販天職では、EC・通販業界に特化した転職支援を行う中で、2020年から転職に関するデータを継続的に蓄積しています。
2022年のデータでも、
- 転職時年収
- 年代
- 転職先職種
- 前職業界
- キャリアチェンジ
などを分析することで、EC・通販人材がどのようなキャリアを選択しているのかを見ることができます。
2020年、2021年、2022年と継続してデータを分析することで、EC・通販業界における人材のキャリアや、求められる専門性の変化も見えてきます。
今後も2023年、2024年、2025年と同じ基準でデータを整理し、EC・通販業界の転職市場の変化を継続的に紹介していきます。
AI時代の転職でも、最後は「人と人」
現在では、ChatGPTをはじめとする生成AIを活用して、
- 自己分析
- キャリア相談
- 職務経歴書の作成
- 求人情報の比較
- 面接対策
などを行うことができるようになりました。
AIを活用することで、自分では気づかなかったキャリアの可能性を整理することもできます。
しかし、転職活動のすべてをAIだけで完結できるわけではありません。
求人票だけでは分からない、
「なぜ企業がこのポジションを募集しているのか」
「企業が本当に求めている経験は何なのか」
「入社後にどんな役割を任されるのか」
「自分の経験を企業がどう評価するのか」
といった情報は、企業や業界を知る専門家に相談することで見えてくることがあります。
そして何より、転職は最後は人と人です。
AIで情報を集め、自分のキャリアを整理することは、これからの転職活動において非常に有効です。
そのうえで、最後は実際の転職市場を知る専門家と話し、自分に合った企業や仕事を選ぶことが大切です。
通販天職は、EC・通販業界に特化した転職エージェントとして、
- ECサイト運営
- WEBマーケティング
- CRM
- WEB広告
- WEBディレクター
- MD・バイヤー
- 商品企画
- EC関連の管理職
など、通販・EC業界のさまざまな職種の転職をサポートしています。
「自分のEC経験は転職市場でどう評価される?」
「EC運営からWEBマーケティングやCRMにキャリアチェンジできる?」
「今の経験を活かして年収を上げられる?」
「40代からでもEC・通販業界でキャリアアップできる?」
そんな疑問がある方は、ぜひ通販天職にご相談ください。
AIでキャリアを整理した後は、EC・通販業界を知る専門家へ。
転職は最後は人と人だからこそ、EC・通販業界を専門とする転職エージェントに相談することが、転職の失敗を防ぐ一つの方法です。
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